あ と が き
『白夜の果てに』を最後まで読んでくださってありがとうございました。
2011年の後半に突如平太萌えが舞い降りて、平食満にごろんごろんするようになり、平太×食満でちゃんとお話を書こうと思って出来たのがこのお話です。
今回の話は平太の10歳の頃を知っている食満くんがどうやったら平太に恋心を抱いて恋仲になってくれるのかな、という事を模索したお話でした。初めて会ったのが10歳、最後に姿を見たのも10歳だと、子供だっていう認識が強くて中々恋仲になれないんじゃないかと思ったので、記憶喪失という王道ネタをスパイスとして使ってみました。
結論は、記憶が無くても有っても、平太に会えば惚れるよ!って事です。
10歳の頃の平太の姿しか知らないとして、数年後男前に成長した平太に遭遇したら惚れる以外の選択肢ってないんじゃないかなと思うのです。なんせあの子いい男。
平太と食満くんの年の差はわずか5歳ですよ!利吉さんと土井先生の8歳差と比べても全然許容範囲内!
というわけで、平太×食満のちゃんとした話を書いて「平食満いいね!」って平食満有りの人が少しでも増えて欲しいと願いながら書きました。
本編のラストはハッピーな感じなのに、どうして後日談が少し薄暗いんだ!って言われそうなんですが、焦点を別なところにあてたからっていう返事しか出来ないという…。でもあの後は少しずつ日常に慣れていけるんじゃないかなって信じています。幸せになれ!!
平太が男前だよねとか。平太かっこいいよねとか。平太好きなんだ!とか、言いたい事は沢山あるんですが、ひとつ言うとすれば、平太は草食男子ならぬ、草系男子だなって事です。草系男子の平太、いいと思うんで、食満くんには頑張ってもらいたいです。
今回のお話でがっつりとした平食満を初めて読むって方が多いと思い、簡単に妄想出来ないんだろうなとも思ったので丁寧に書いたつもりです。これで皆さんの頭の中に平食満回路が出来上がってくれれば本当に本望です。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
感想などあれば、びしばしどうぞ…!!
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(2012/03/03)